闇金ウシジマくん(洗脳くん編)人は恐怖には勝てない

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人は恐怖で支配されると何でもする

 

動機  

7月から闇金ウシジマくんのシーズン3のドラマがスタートするというので、テンションが上がってました。

 

今回放送されるのが「洗脳くん編」

 

マンガでいう26.27.28巻の内容なのですが、これが北九州洗脳事件 という実際に起こった事件を元に書いているというのです!

 

気になったので、ドラマが始まる前に我慢できずに読んじゃったので、感想を書いていきたいと思います。

 

あらすじ

上原まゆみ、27歳。ライフスタイル誌『ノマド』の編集者で趣味はパワースポット巡り。
他人が見れば、至極まっとうな人生を歩んできたように見えるまゆみだが、振り返ってみれば、学校も会社も男もみんながいいっていうものだけを選んできたのが自分の人生じゃないか…?
恋も仕事も結婚もすべてに充実したいアラサー女性が“人生の曲がり角”に立つ。
アロマ、盛り塩、波動水…占い師に頼り、生き惑うまゆみの前に“白馬の王子様”が現れるが――

強烈なDVでまゆみへの洗脳をエスカレートしていく神堂。
次のまゆみへのトラップは「豚肉団子」の「ゴミ捨て」だった。
まゆみの人生…もはや後戻り不可能に…

大逃亡劇、家族全員を巻き込んだ「リアル鬼ごっこ」を経て
神堂の洗脳はついに最終段階を迎える。
果たしてその方法とは--
人は人をどこまで洗脳できるのか?
人は人にどこまで洗脳されるのか?

洗脳くん神堂が上原家全財産没収計画・最終章を発令。

それは、家族同士で不信感を抱かせ、誰が一番悪いのかを言い合わせ、最下位になった者に電気ショック(肉体的苦痛)を与えるという究極の洗脳システムだった。
神堂の策に嵌り、逆噴射家族(家庭内戦争)状態に陥った上原家で第一の犠牲者が…!
それでもバトルロイヤルを繰り広げる上原一家、この惨事をもはや誰も止めることはできないのか!?
ウシジマはいつ現れるのか!?
ウシジマvs洗脳男・神堂の意外な結末。
罪を背負って生きるまゆみにウシジマが差し出したものとは。

 

感想

全て書くとネタバレになるので、気になった部分をピックアップしていきます。

 

オープニング

汚いアパートの一室のお風呂で骨のようなものを何者かがゴリゴリ、、、ゴリゴリ、、、と斬る不穏な音。

 

これだけで、ただ寄らぬ恐怖を感じずにはいられない。

 

中には、この洗脳くん編を読んでトラウマになったというような感想も見かけました。

 

生半可に読んじゃいけないなと思い気合いを入れました。

 

 

貧乏男と金持ち男

まゆみの彼氏であるフリーターのハシくん。

 

お金も無く、まゆみに服を買ってもらったり、別の女と不倫したりと最低の男。

 

そんな彼氏に将来の不安をおぼえ始めたところに、高そうなスポーツカーで現れた新堂は、まゆみの目には白馬に乗った王子様のように見えたのでしょう。

 

まゆみは、新堂を選ぶのですがなぜかそこが無性に悲しかった

 

自分をどこかハシくんに重ねて見ていたのかもしれません。

 

ただ、ハシくんほど酷くはないと思ってますけどね。

 

 

新堂大道という男 

この作品の超重要人物。

 

もうこの新堂という男の圧倒的異常性がメインとなっています。

 

紳士的で優しく正に理想の男。というのは最初だけで、蓋を開けてみる相手をたくみな話術や暴力で支配するというとんでもない男。

 

そして、このような男のモデル(松永太)がいたということにただただゾッとします。

 

 

重則コール

上原家全財産没収計画をすすめていく新堂。

 

上原一家は完全に新堂の支配下に入り、通電という電気を体に流すという拷問を受けます。

 

そして、新堂のマインドコントロールで家族にも関わらずお互いを憎み合う状況に。

 

そんな状況の中、お父さん重則は娘などを思いやり通電に耐える。その姿にお父さんの意地を感じ泣きそうになっちゃいました。

 

お父さんは倒れてしまうのですが、「重則、シゲノリ!」と重則コールが起こるのですが、この場面は尋常ではないです。

 

やっぱりウシジマはウシジマ

ウシジマくんは絶対悪の存在ではあるのですが、どこかカッコよさを感じてしまうのはなぜなんでしょうね。

 

28巻の最後に江崎と話しているシーンがウシジマさんらしさが出てるので少し紹介させてもらいます。

 

江崎

「社長この人格診断知ってます?

 雨の日にバス停で、死にかけの老人、自分の好みの女性、親友がいるとする。

 自分は車を持っているが、もう1人しか乗れない。助けるなら誰?」

 

ウシジマ

「そいつらバス待ってんだろ?素通りするよ」

 

いやー、そんな選択肢があったとはねー、カッケ―ってなりました。

 

江崎も誰か選びましょうよってツッコんでましたけどね。

 

それと、その人格診断の正解というか答えを知りたいなと思って調べたけど、どこにも載ってませんでした。

 

私なら、誰を選ぶだろうなー

 

死にかけの老人なら救急車を呼んだほうがいいだろうし

 

自分好みの女性って声かけても乗るわけないしということで

 

あえて乗せるなら親友かなって思いました。

 

まとめ

モデルとなった事件もあまりの残酷さに、報道規制をかけられたほど。

 

なので、あまり詳しく書けないというか活字にするのが難しいというシーンだらけ(汗)

 

この本を見て思ったことは最初にも書きましたが、人間は恐怖には弱いということです。

 

重則が娘を思い拷問に耐えているにも関わらず、「私じゃなくてよかった」というまゆみの言葉に全てが詰まっています。

 

なかなかヘビーな作品ではありますが、ぜひみなさんにも読んでほしい作品でした!