映画 怒りのネタバレ感想と疑問点について

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見に行こうと思ったキッカケは、何カ月も前に本屋で‟怒り”って原作本が置いてあって、その上に映画化になるってこのポスターが載ってて、見たらこの豪華なキャスト陣。

 

このキャストを見たら、内容を何も把握しなくても確実に面白い映画になるだろうってことで行くのを決めてた!

 

目次

 

怒り 

それじゃあ、怒りのあらすじを完結に書いてみると 

 

八王子で夫婦が襲われ命を落とす事件が発生!

 

犯人は捕まることなく、顔を整形するなどして1年間逃亡している。

 

そんなときに千葉、東京、沖縄に現れた素性の知れない3人の男。

 

果たしてこの中に犯人はいるのか?

 

犯人は誰なのか?

 

というのがこの映画のストーリー。

 

こういう犯人誰みたいなサスペンス系はハラハラドキドキで物語にぐーっと入っていける感じが大好物なんだよね。

 

youtu.be

これが予告動画!

 

これを見たら、記憶が蘇ってくる(ふるふる)

 

それじゃあ、感想いってみよう! 

 

 

感想

ここではネタバレ率50%くらいで感想を一通り書いてみようと思う。

 

全部内容を書いちゃうともう見に行かなくていいやってなっちゃったら悲しいからこれを見たら、行きたくなったって言ってもらいたいもんね。

 

気になったシーンだけをいくつか書いてみるよ。

 

100%ネタバレは一番最後に書いてるから、見終わった人だけそれを見てね!

 

 

衝撃の冒頭

夫婦の死体が家にあり、警察がやってくる。

 

そして、捜査で分かったことは犯人は襲ったあと、部屋でご飯を食べ、お風呂にも入っていた。

 

そして、ドアには怒りと血で書かれていた。

 

これだけで犯人の異常性が伝わってきたんだけど、世田谷一家の事件を思い出した。

 

あれも犯行後にパソコンでネットをして、冷蔵庫からアイスを4個も食べたりとかしてたよね。

 

そう思うとこれはもちろん映画でフィクションなんだけど、どこかでこれに近いようなことを現実でやった人が今も普通に生活してるんだっていう恐怖が俺を襲ってきた。

 

地元でも最近、新聞配達員を襲った事件があったんだけど、数か月捕まらず時が経過しているんだけど、こういうのって身近に潜んでることなのかもなって思った。

 

 

濃厚な2人

優馬(妻夫木)と直人(綾野)の濃厚な絡みは見物!

 

同性が好きな優馬は出会い系などで出会いを探してるエリートサラリーマンなんだけど、怪しげな施設で直人を見つけ半ば強引に関係を持つ。

 

このとき直人は嫌がってるように俺は見えたんだけど、行くあての無い直人を家に呼び、2人はお互い無くてはならない関係に。

 

2人で寝転んで語り合うシーンがあるんだけど、セクシーすぎてもう女子たちは悲鳴ものだね♡

 

ただ直人を悲劇が襲っていたのだった・・・

 

 

親子の関係

宮﨑あおい演じる愛子。

 

愛子は家出をし、東京で夜のお仕事をしてるんだけど男にいいようにされてボロボロになる。

 

もうそんな宮崎あおいを俺は見てられなかったし、映画を見ていて一番最初に怒り感情が沸いたシーン。

 

そんな傷ついた愛子を迎えにくる洋平(渡辺謙)。

 

娘思いで優しいんだけど一歩踏み込めないというような娘を持つ親父の複雑な気持ちがすごく出てた。

 

愛子と一緒に電車で帰るとき、コラーと叱りつけることもなく優しくて

 

「帰ったら寿司でも取るか?」

 

この一言に気遣いと、これからどう接したらいいんだろうっていう不安な気持ちが凝縮されてた。

 

それに対して愛子は、

 

「父ちゃんの握り飯がいい」

 

って、良い子過ぎて泣きたくなるぜー。

 

そんな愛子の前に現れた田代(松山ケンイチ)。

 

2人は惹かれ会うんだけど、田代の謎多き部分に疑いを強めるお父ちゃんだった・・・

 

 

広瀬すず

このドラマで一番の鍵と言ってもいいキーパーソンは、広瀬すず!

 

沖縄に移住してきた泉って女の子を演じたんだけど、演技が凄かった。

 

怖い監督として有名な李相日が、泉が一番難しい役と言っていたようで撮影が始まってから千本ノックのように広瀬すずに何度も演技をさせたと聞いたけど、それだけ泉という女の子が重要な役だからそうしたんだろうなっていうのが伝わってきた。

 

ここで言えるのはここまでだけど、ぶっちゃけ広瀬すずって子に持ってたイメージは商品を持ってニコッと笑ってれば成立しちゃうという可愛いだけの女の子って思ってたんだけど、この作品で女優に変身した!ってイメージをガラッと替えられた! 

 

広瀬すずの魂の叫びは、ぜひ劇場で確認してみて!

 

 

思ったこと

最後、犯人が信じてくれてた人を裏切るというショッキングなシーンがあるんだけど、この映画で伝えたかったことは

 

信じることの難しさと大切さ

 

なんじゃないかなって思った。

 

裏切りもあったけど反対に、優馬(妻夫木)がお前のこと疑ってるんだぜ、物とか盗んで消えたりするなよーと言うシーンがあるんだけど、直人(綾野)がそれに対して「信じてくれてありがとう」って言うんだけど、ここは良かった。

 

優馬は言葉では、キツイことを言ってるんだけど、直人は信じてくれたということに感動してた。

 

人って誰かを信じたいし、信じられたい生き物なのかもしれないね(なんかカッコつけちゃったなw)

 

それと、もう一つ思ったのが

 

変えられないとみんな諦めてる

 

みんなそれぞれが、どうやっても頑張ったとしても変えられない現状に諦めたり、絶望したりしてて、そのどうしようもできないことに対して怒りを抱くって感じ。

 

そして、何より日本人男子のチキンぶりね(怒)

 

ここではまだ詳しく言わないけど、そこは命を張ってでも行くべきところだろうって思った。

 

辰哉(たつや)には零戦で特攻する映画「永遠の0」でも見とけっって思ったよね(俺もまだ見てないんだけどね汗)

 

この気持ち、見終わった人には絶対分かってもらえるはず。

 

 

それと映画を見ていて、2つイラッとしたことが発生!

 

まず1つはポップコーン

 

となりのおばちゃんがポップコーンをちょっと気を使いながらシャリっと優しめに噛んで食べてるんだけど、、、こんな重い映画で食べるかねって思っちゃった。

 

バラエティ系とかアニメ系とかなら分かるけど、冒頭から血にまみれた死体とかが出てくる映画で食欲を出すってどうかしてるぜ。

 

また、気を使って食べてるのは分かるんだけど、ちびちび2分間隔くらいで食べててエンディングロールで坂本龍一のピアノが流れてるときもシャリシャリしてて、まだ食べ終わってなかったんかい!ってなった。

 

そんなにポップコーン食べたいなら入場前に買ったるから一気喰いしてから入れぇーw

 

 

それと2つ目は、警報!

 

この日、広島は大雨が降ったんだけど、映画を見てる最中にJRが止まるくらいの雨が降ったとかで「チリチリリーン♪」みたいな警報が携帯から流れる人が何人かいて心臓がドキってなったよね。

 

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結果、土砂災害の警報だったんだけど、警報音と携帯をチラッと開く人の明かりとかもあったりと、途中から集中力が切れてしまったよね。

 

そうじゃなくても2時間半と長い映画だから、集中しないといけないのに。

 

ごめん、ちょっと愚痴らせてもらったw

 

それじゃあ、ここからは映画を見終わった人用にネタバレをごりごり出した感想や疑問点について書いてみる!

 

 

 

 

 

 

 

※映画見てない人は、まだ見ちゃダメよ!

 

 

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ネタバレ感想

ここからは包み隠さず書いてく。

 

まずこの映画を見て思ったのは、

 

胸が痛くなる映画だなー

 

って思った。

 

 

泉(広瀬すず)が米兵に襲われるシーンとか目をそむけたくなるくらい苦しいシーン。

 

実際に沖縄では、このような問題があるし、常に恐怖と隣り合わせと思ったらなんかやるせない気持ちになった。

 

そんな泉を見ていた2人の男。

 

辰哉(佐久本宝)は腰を抜かして何もできずに近くにいて、田中(森山未來)も同じだったということだったけど、田中は実は犯人の山神一也でポリースと助けを呼んだというのもウソ。

 

むしろ米兵側で、なんで最後までやらないんだよーって悔しがってたよね。

 

 

壁には

 

米兵にヤラれてる女

 

知ってる女だった

 

女気絶 ウケる

 

 

これを見たとき完全にイッてんなって思ったよね。

 

そんな森山未來を信じきっていた辰哉は、ハサミで山神を刺して捕まった。

 

なかなか救いの少ないバッドエンドに見終わったあと、ずーんと気分が落ちる作品だったなー。

 

 

疑問点

ここからは作品で疑問に思った点について。

 

直人は空き巣の犯人?

優馬(妻夫木)の会社の同僚の2人が同じ手口で空き巣に入られ物を盗まれた。

 

そんな偶然は考えにくいから俺らのことを知ってる共通の誰かが犯人じゃないのか?って言ってて、一番怪しいと思われるのは直人(綾野)だよね。

 

働いてない直人なのに、お金は大丈夫って言ってたし、優馬の家にいるから情報とかスケジュールとかも盗むことは可能だったかも。

 

でも、自分の答えとしては、直人は絶対やってないと信じたい

 

純粋に優馬との生活を楽しんでいたに決まってる。

 

そうじゃなかったら最後、たぶん優馬を待ってたんだろうけど、公園で亡くなるわけないもん。

 

 

優馬へ警察からの電話 

直人のことを知ってますか?という警察からの電話に優馬は知らないとウソをついたシーン。

 

警察は何を聞きたかったのか?という疑問。

 

直人が公園で亡くなってるのを警察が発見し、持ち物の携帯を確認して優馬に連絡したのか?

 

それなら高畑充希に聞くことなく、その時点で事実が分かったのかな。

 

 

犯人の特徴

犯人の特徴で左利きってのがあったんだけど、左利きと分かったのは田代(松山ケンイチ)だけだったような。

 

田代はご飯を左手で食べるシーンがちゃんとあったんだけど、直人は果物を切るとき右で切ってたような気がしたし、田中は壁をハサミで怒って字を書くときも右だったような。

 

ちょっとしっかり見れてなかったから間違ってるかもだけど、この通りだとしたら特徴的には田代ってことになる。

 

まあ、特徴なんて警察が捜査を間違ってる可能性もあるから確実な情報ではないんだろうけど、家の前でお茶をもらうシーンやエレベーターでの犯人の山神の映像がどうも田代に見えてしかたなかった。

 

 

最後に 

沖縄の問題であったりと、かなり踏み込んだ作品でメッセージ性の強いものを感じた。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

実際に今、辺野古に米軍基地を移設するという問題で裁判などがおこなわれてる。

 

どうなっていくんだろうか。 

 

他県の人も日本というくくりで考えなきゃいけないんだろうけど、沖縄に住む人にしかこの問題の重みは分からないんだろうな。