映画 聖の青春
命をかけて将棋を指した棋士、村山聖(むらやまさとし)の話しなんだけど、これはノンフィクション小説を実写化!
村山聖は広島県出身の実在する人だったんだということで同郷だと嬉しくなり、どんな人か興味が沸いたので書いていきたいと思います。
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映画 聖の青春
11月19日に公開の映画「聖の青春」
予告動画は、デスノートや何者などを見に行ったときに見ていてそれを見るだけでも泣けそうになっていかんいかんと耐えてました。
まだ見た事ないという人はぜひ見てください!
「おれかてな命かけてんだよ」
「お前のどこが命懸けてんだよぉおお!」
と染谷将太と松山ケンイチが激しく言い合ったあとの
「痛いほど~僕ら~♪」
って秦基博の曲が流れだしたらもう涙腺崩壊だよねw
予告動画だけでも20回は見ましたね!
モデルの村山聖は実在した
それではここから村山聖がどういう人だったのか見ていきたいと思います!
太ってた
村山聖さんがどんな人なのかということで画像をちょっとお借りしました。
少しふっくらされてる方で、松山ケンイチが役作りで20kg太ったという意味が分かりました。
将棋盤を前にしてるということもあるのか眼光も鋭いです!
性格は優しい
画像だけ見ると怖い人なのかと思ってしまいそうですが、将棋盤を離れると優しい性格だったという。
原作を書いた大崎善生がこんなエピソードを語られています。
「聖は対局料が入るたびに海外の貧しい子供たちのために寄付していた」
若い子や弱い子に対して、徹底的に優しかったんだとか。
この笑顔が人柄を物語ってますよね。
そして交流のあった作家の黒川博行さんは彼をこう語っています。
服装や髪型、お風呂に入らないなど、人にどう見られても気にしないという無頓着なところがあったといいます。
やっぱり何かを極めようとしている人は、それにたいして真っ直ぐな分、他への関心が薄いというのは共通してることかもしれませんね。
村山に触れた人はみんな純粋だったと語っていることからも良い人だったのでしょう。
広島出身
村山聖は、広島県出身!
分かる人は限られるけど、もっと詳しく書くと安芸郡府中町出身ということで自分の家からすごく近いしそれだけでものすごい親近感が沸きました。
でっかいイオンがあるし映画館もあるよねぇ~(地元トークすみません)
将棋との出会い
5歳のときにネフローゼ症候群という病気にかかり、学校にもほとんど通えない。
走ったり運動することも禁じられてたということで、そりゃ太ってしまうよね。
そんな病気により入院したときお父さんに将棋を教えてもらったのをキッカケに、将棋と出会う!
お父さんと将棋をするってあるあるなのかは分からないけど、俺も親父に教えてもらって一時期はしょっちゅうやってたけど、腕前は上達しなかったなーw
俺はいまだになにか夢中になれるものを探してるって状態です(笑)
がん
村山聖は、羽生世代とよばれ将棋界を支えるような棋士にまで成長するも27歳のときに進行性の膀胱がんにかかるも脳への影響を考え、抗がん剤治療を拒否し、その後がんの再発や転移が見つかり広島大学病院でわずか29年の生涯を終える。
いやー、29歳で亡くなったというのを知りなんともやるせない気持ちになりました。
29歳って俺で例えたらもう死んでるってことだからね!
最近、有名人の人が癌になったりと癌への怖さを改めて知る今日このごろ。
自分も潰瘍性大腸炎って難病にかかっていて、いかに健康体な状態が幸せかっていうのはよく知っています。
歳を取ってくると健康についての話しばかりになるっていうけど、ホントそうだなって実感する今日このごろ。
聖の人生は時間としては短かったかもしれないけど、ギュッと濃縮された濃さがあり、ちゃんと生きたんだと思うと、逆に俺はなんて薄っすい人生を生きてるんだって恥ずかしくなりました。
良い人ほど早く亡くなるような気がする。
アンディフグが白血病で若くして亡くなったというのが幼い頃の自分にはショックで、なんでフグなんだよーって悲しんだのを今でも覚えてます。
俺が変わりにっていうのは嫌だけど、もっと他のやつがいるだろうって思っちゃう。
デスノート見てきた影響もあるかな。
最後に
自分に残された時間を常に感じながら生きるというのはものすごく怖かったことでしょうし、そんな中懸命に生きた村山聖は素晴らしい人だなと思いました。
この映画で伝えたいことは、自分に与えられた人生をしっかり生きること!でしょう。
映画館でしっかり確かめてきたいと思います!