聖の青春の本を読んだ感想!苦しいなんて言ってる自分が恥ずかしい

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松山ケンイチ主演で映画化されるということで興味を持ち、原作の「聖の青春」読み終わりました!

親しい人が亡くなった時のように、目からは涙がこぼれとても悲しいんだけど、ものすごく勇気をもらえる1冊でした。

 

村山聖を見ていると、難病になったからと苦しいなんて言ってる自分が恥ずかしくなる思いです😂

※一部ネタバレもあります

 

 

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聖の青春 感想

聖の青春を読み終わって、特に心に残った部分の感想を書いていきます。

 

病気との戦い 

聖(さとし)は、5歳でネフローゼという原因不明の腎臓の病気にかかる。

 

疲労がたまったり、将棋を指すと40℃近い高熱で寝込んでしまうと部屋を暗くし、ふとんにくるまりトイレに立つ力も使いたくないとペットボトルに用を足す。

 

自分が生きてるかどうかさえ分からなくなるような状態の中、水道を開けポタポタと落ちる水の音を聞いて自分が生きてることを確認しながら回復を待つ。

 

自分も40℃近い熱を去年経験したけど、体はガクガクと震えるし頭もボーっとして、こんな苦しみ二度と嫌だと思いましたが聖はこれを数えられないくらい経験したのかと思うと胸が痛くなります。

 

森先生との師弟関係

最初、奨励会に入り名人になるために森に弟子入り。

 

「師匠は親以上」と聖もよく言っているように信頼しており、どこか奇妙な師弟関係が見ていて面白くも温かい気持ちにさせてくれます。

 

お風呂や歯磨きが2人とも嫌いで汚い🌀

映画で森先生をリリーフランキーが演じるんだけど、歯を黄色に汚して撮影に臨むも森信雄と実際会ったらそんなに汚くないじゃんって後悔したそうです(笑)

 

更科食堂で定食を一緒に食べると、聖は将棋会館へ行き、森は麻雀をしに雀荘へ。

そして2人でトボトボと仲良く森の家へ帰るというのが日課。

なんかこういうなんでもないようなことが幸せだったんだろうね(ロードの歌詞のパクリじゃないからねw)

 

前半はどうしようもない師匠だなと思ってたけど、人から慕われ自由な生き方をする森が聖の心の扉を開いたのは間違いない。

 

お母さん

聖のお母さんであるトミコ。

聖が体調を崩したらすぐさま広島から駆けつけ身の回りの世話をするも、つらく当たられるシーンが見ていて辛かったです。

 

膀胱がんの手術が終わったときもお母さんに「今すぐここから出ていってくれ、1人にしてくれ」だなんて、なんてこと言うの!って俺なら怒ってしまいそう。

 

なんでお母さんにもっと優しくしてあげられないの?と何度も思うシーンがあったけど、お母さんは自分のせいで聖を病気にしてしまったという負い目があり怒る気にもなれなかったんだろうね。

 

 

将棋

本を読む前に気になっていたのが聖の将棋の実力。 

東の羽生、西の村山と言われてたけど、実際羽生さんには勝てたのか? 

 

羽生8-7村山 

ほぼ互角の戦いをし、段位は9段。

文句なしの実力でした!

 

映画でも描かれるであろう、NHK杯決勝。

村山があと1手指したら投了しようと決めていた羽生だったが、聖が信じられないミスをして敗北

 

YouTubeでその時の動画がアップされてたので見たんだけど、解説の人も村山のポカだと言い、勝負が終わると羽生がすぐに「歩打たれたら負けだったんじゃないですか」と驚きながら言ってました。

 

持ち時間の少ない対局だったからなのか、体調が優れなかったのか?

1手のミスで形勢逆転するところも将棋の深いところで面白いところなのかも。

 

 

ラストの第5章 魂の棋譜はもう悲しくて見ていられませんでした。 

なぜだか分からないけど、本に入り込みすぎて聖と同じ棋士仲間の目線で見ていた自分。

 

血尿が出て自分の死期が近いことを悟った聖が

「父さん、僕癌かもしれん」

これまで名人になるという一心でどんな辛い事も乗り越えてきた聖がとても怖がっているように見えて涙が止まらない。

 

膀胱がんの手術を受けると言ったかと思えば受けないと言ったり二転三転する聖が、らしくないなと思いながらもそりゃ金玉を手術って男なら想像しただけでも気分が悪くなり吐き気がしそうなレベルだし恐怖して当然。

 

ただ、手術を受けるという決断をさせたのもやはり将棋でした。

聖が将棋と出会わなかったらどうなってたんだろうと恐怖を感じるくらい、聖を支え続けた将棋。

 

最期も薄れゆく意識の中、棋譜を言い出し「2七銀」というのが聖の最後の言葉でした。

終盤はずっと泣きながら読んでました😭

 

名言

本を読んでいて、心に残った言葉を書かせてください。

 

ここにいても強くなれん

小学3年生で名人になりたいと決め、達成するためにはどうしたらいいかというのを誰に教えられるわけもなく分かっている聖。

名人になるという目標に死ぬその瞬間まで突き進もうとする聖の姿には感動しかありません。

 

  

手がきれいになりました

森先生の手料理がまずく、洗い物をしたあとの聖の一言。

2人が笑い合うのが目に浮かんでくる好きなシーン。

 

 

どうして、せっかく生えてくるものを切らなくてはいけないんですか

爪も髪も伸ばし放題の聖なんだけど、なぜ切らないのかというと生きているものを切るのが可哀想だという。

そんな感性を持つ人もいるんだと衝撃で、優しいという言葉が合っているのか分からないけど自分の心が汚れてるんだろうかと不安になりました。

 

 

はあ 

嫌じゃ

冴えんなあ

「はあ」と返事をし、広島弁で「いやじゃ」と言い出したら何があっても曲げない頑固な聖。

「冴えんなあ」といつも呟くようにいう森先生と2人の口ぐせが愛くるしい。

 

 

あの。少女漫画なんですけど

師匠の森に少女漫画を買ってきてほしいと頼む。

少女マンガといえば恋愛が物語の中心。

聖も恋がしたかったんだろうな。

 

 

死ぬまでに、女を抱いてみたい・・・ 

少女マンガのときは笑えたんだけど、これは笑えるどころか号泣しました。

 

 

弱者を助けたい、特に子供を

東南アジアやアフリカのボランティアへの多額の寄付をする聖。

お金の貸し借りについては執着してたけど、寄付など困っている人へのお金は惜しまない。

阪神大震災の義援金も、すごい金額を寄付し、追加で全財産を送ろうとするほど。

言い方は悪いかもしれないけど、これほどまでに他人に尽くすことができるだろうか? 

 

 

僕は死ぬのは少しも怖くない

ただ辛いのは嘘をつかれることだ

ガンじゃないと嘘をつかれたり、小学生のころ大人の事情により奨励会に入れなかったりと純粋な聖だからこそ、心の汚い大人が嫌いだと言っていました。

 

 

どうしても羽生さんに会いたいんじゃ

聖は偉業を成し遂げるも全く偉そうな態度をとらず、誰とでも同じ目線で話し合う羽生を尊敬していた。 

羽生をご飯に誘い、福島食堂で焼き魚定食を2人で食べるところでも涙が。

ここはもう親目線で読んでました。

 

最後に

この本は、東京での師匠代理として聖のそばにいた作者の大崎さんと家族の協力がないと書けない本!

 

聖を見てきたからこその臨場感を感じ、普段読書をしない自分でも一気に読んじゃいました。

 

まだまだ面白いところや感動する場面がまだまだあるけど書ききれない。

 

苦しいことがあったり落ち込んでる人ほど、ぜひ読んでもらいたい1冊!

 

きっと、生きることへの希望や勇気が湧いてきます✨

 

 

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